カンボジアの旅 (3日目)
2008年 09月 15日
折角なので早起きして、バンテアスレイまで観光に出かけました。。
バンテアスレイ・・・
967年ラージェンドラバルマン2世によって建てられたヒンドゥー教の建造物で、
「女の砦」と異名をもつように、
踊り子や僧侶がたちがその昔、暮らしていたのだとか。。
「東洋のモナリザ」と謳われる彫像があることで有名なのだそうです。。
アンコール遺跡群から、車を走らせること約40分。
雨季なので、道も凄いことになっていました。。
途中、村を通り抜けるのですが、高床式の家などを見られました。。
画像が悪いのですが、道沿いには
露天のようなお店が連なっていて、魅力的!
一度車から降りて、椰子のお砂糖作りを見学しました。
こうやって、煮詰めて作るのだそうです。。
乾燥させた椰子の葉っぱに包んで売っていました。
本物の天然のお砂糖。やさしい甘さでした。。。
3本でUS1㌦です。
さて、バンテイアスレイ。
朝早かったせか、私たちしか観光客がいなかったのですが、
帰りに沢山の車とすれ違ったので、本当はとても混雑している場所なのですね。。
繊細な浮き彫りの美しい遺跡です。。
この老婆は、
自分の美しさのために争いごとが起きてしまったのを嘆いたた女神が、
醜く姿を変えたところなのだそうです。。
さて、「東洋のモナリザ」です。
以前は近くまで行かれたらしいのですが、
現在では遠くから眺めます。。。
でも、ちょっと、遠い。。
東洋のモナリザというよりは、東洋のミロのビーナス
といった感じでしょうか。。
体の曲線が美しく表現されています。。
恐らく、ここに住んでいた踊り子がモデルなのでしょう。。
小さいのですが、本当に美しい遺跡でした。。
最後に、タケウに立ち寄りました。
ここは、建造中に王様に不幸があり、
そういう場合は、縁起が悪いので、建造自体を途中でやめてしまうのだそうです。
そういう途中の段階で放置された寺院です。
勿論、浮き彫り彫刻も施されてなくて、猛々しい様相なのですが、
主人はとても気に入っていました。
男性的かもしれません。
兎に角すごい階段を上らなくてはいけません。。
ここはもしかしたら、
何年後かに
立ち入り禁止に
なるかもしれません。。
予感が。。。
タケウを見て、残念ながら時間切れとなりました。
帰りは、直行便でシンガポールまで2時間半。
夕方には帰宅して、ちょっと不思議な気分でした。
(午前中は遺跡を見ていたのですから!!)
さてさて、今回のお土産。
象のバッグは娘用。
麻縄で編んだものは、ペットボトル入れ。
以前お土産でいただいて、とても重宝しました。
娘も今、これに水筒を入れて使っています。
カンボジアは胡椒と椰子のお砂糖の産地だそうです。
椰子で編んだ可愛い入れ物に入った胡椒。
オーガンジーの袋入りの砂糖。
3段の入れ物には、お供えものを入れるのだろか。
椰子のお砂糖を買った村で購入。
手作りだそうです。US3㌦でした。
それから、日本人マダムが作ったクッキー。
「アンコール・クッキー」といって、人気なのだそうです。