シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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不思議な不思議な理容室 (ビエンナーレ)

娘と一緒にサウス・ビーチの展示を観に行きました。
以前記事にしたとき書いたのですが、ここは元軍事施設、
軍キャンプがあった場所ですが、今現在は廃墟となっています。
入り口
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こちらとラッフルズホテルに挟まれた通りは
「ビーチ・ロード」と言われています。
昔はこの辺りまで、海だった為です。
1960年代の写真を見ると
この施設が
海に面して建てられていた事が
分かります。
ラッフルズ・ホテルは海を見渡せる
まさにリゾートホテルだったのですね。。

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このコーヒーカップは、シンガポールのアーティスト
Cheo Chai-Hiang (チェオ・チャイ・ヒアン)の作品「Teh Tarik」です。
「Teh Tarik」とは、二つのカップに交互に注ぎながら熱いミルクティーを泡立てて、
覚ましていくことです。
感情のある会話を表しているようです。
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展示会場は2箇所。エアコン無しがちょっとキツイ!!
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お砂糖と石灰で作られた「パゴダ」
パゴダとは
お釈迦様の骨を収めるものです。
Thein Chaw Ei / Tran Rich / Ko Aung
という女1人、男2人の
3人のミャンマーのアーティストの作品。

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炎天下さらされ、虫に侵食され、やがて崩れてしまう作品です。
甘い誘惑につられる国民。
そして表面は立派に見えても実はすぐにも崩れてしまいそうな
現在のビルマ政府を皮肉った作品になっています。
今後どんな風に形を変えていくか、また写真を追記したいと思います。

さて、こちらは何でしょう・・・。
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答えは、石鹸です。1万2000個余りの石鹸が転がっています。
雨風にせらされて、期間終了後は一体どんな形になっているのでしょうか。。
辺りには石鹸の香りが漂っています。
シンガポールでは有名なリトル・インディアにある24時間営業のお店
「ムスタファ」で購入したのだとか。
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オープニング前に来た時に
アーティストは作品作りに勤しんでいました。。。
Paolo W.Tamburella / 1973 / イタリア の作品です。
現地のコミュニティと関わることが、彼の作品のキーポイントと
なっています。
奥に赤い桶が見えますが、
アーティストがシンガポールで知り合った
年老いたシンガポーリアンが、時々この桶を使って、
石鹸で顔をひたすら洗うパフォーマンスを行うのだそうです。
まだ、観ていないです。是非観てみたい!!

娘が喜んだのは
先日も紹介した「呼吸する部屋」
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そして・・・
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三日月。
「パパお月様とって」の
イメージだったようです。
ロシアのアーティスト
Tishkov Leonid (レオニート・チシコフ)の
作品「Private Moon

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空から降りてきたお月様とアーティストの蜜月を描いた
写真を展示していて、ビジュアル・ポエムといえるのですが、
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もともとは、
ルネ・マグリットの「Day and Night」から
インスピレーションを受けたようです。

さてさて・・・今回のテーマ「Wonder」にぴったりな作品。
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一見ただの美容室なのですが。。。
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何か変ではありませんか?
娘の姿が鏡に映っていないではありませんか!!
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からくりは、こうです。
鏡と思っている所に実は鏡がなくて
全く相対するお部屋が向こう側にあるわけです。。。
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鏡の向こう側から写した写真です。
Hair Salon
Erlich Leandro(エーリッヒ・レアンドロ) / 1978 / アルゼンチン
彼のアートは観客に鑑賞してもらうのではなくて
体験してもらうことを促しています。
視覚と空間の感覚を混乱させるアートを作っているアーティストです。
彼の有名な作品としては、プールの水の下に人が入れる
Swiming Pool」(1999)などがあります。
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by mapleleaf1217 | 2008-09-20 17:20 | ビエンナーレ