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シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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美人三姉妹のお店

クラークキーにある、「蔵の中」は
美人三姉妹が経営するという、日本人にはとても有名なお店です。
噂には聞いていたのですが、先日食べに行く機会がありました。
明治屋の入っている、リャンコートの近くにあります。
行く途中で、
美人三姉妹のお店_e0121993_5501879.jpg
牛のオブジェを見かけました。
これはサプライズ企画で、ある日の夜にこっそりシンガポール中に
このようなオブジェが置かれるのだとか。
朝起きて、皆が吃驚するためだけの企画なのだそうです。

さて、「蔵の中」
美人三姉妹のお店_e0121993_55376.jpg

美人三姉妹のお店_e0121993_5533993.jpg
入り口から店内まで、日本を意識していますね。
美人三姉妹のお店_e0121993_5551862.jpg
お結びにはハート型の海苔がついていました。
美人三姉妹のお店_e0121993_5562989.jpg
私はランチで定番の「蔵の中膳」をいただきました。
野菜炒めが日本の味。サバの味噌にも甘辛くて美味しかったです。
美人三姉妹のお店_e0121993_558102.jpg
デザートにケーキがつきます。
税・サービス料込みで23㌦40㌣でした。

夜は日本酒がいただけるようです。
久保田の万寿などが飾ってありました。。。

久保田の和紙のラベルを見ると、以前新潟の紙漉きさんが話していた事を
思い出します。
正直、何で紙漉きなんかやっているのだろう・・・と思うほど、
和紙の需要が減ってしまっているのですが、
それでも、着物の反物につける小さなタグなどはいまだに和紙で、
その受注がある限りは、和紙を漉きたい、と話されていました。
(そのタグは、簡単に捨てられてしまうものなのに、、、です)
そんな自分達の様子を、久保田の社長さんが見て
是非、自分のところのお酒のラベルを和紙にしたいので漉いて欲しい・・・と
頼まれたのだとか。
とても有難い注文なんです、とおっしゃっていました。
紙を漉く作業は、過酷でとても手間が掛かるのに、
1枚あたりの単価が低いので、
本当にどうして自分は紙を漉いているのだろう。。。と思うこともあるのだそうです。
それでも多くの紙漉きさんたちは、他の仕事のかたわら、需要があるなら、と
紙を漉いています。
久保田に和紙のラベルが張ってあるのを見かけると、
これはあの紙漉きさんの作品なのだな。。。としみじみと見ずにはいられません。
by mapleleaf1217 | 2008-04-29 06:09 | 食べ物