シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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カテゴリ:休題( 28 )

言葉の壁

同じコンドミニアムにルーマニア人の美人ママが住んでいます。
娘と同じ年頃の男の子と、娘より年下の男の子兄弟の
お母さんです。

公園でお知り合いになり、先日お宅にお邪魔しました。
ルーマニアママは、日本語がぺらぺらなのです!
初めてお会いした時、とても吃驚しました。
ご主人が日本人で、英語があまり上手でなかったので、
ママが頑張って勉強しのだとか。
語学の話になると、
ルーマニアママは言います。
「私は、英語も日本語も好きだったから、
日本語はカラオケで、英語は映画をみて覚えたのよ」
「うちの主人もそうだけれど、
日本人は発音を気にして、英語を積極的に話さないでしょ。
だから上手になれないのよ」
・・・その通りです・・
けれど、こんな事も話していました。
「ルーマニア語は、ラテン系の言葉だから
スペイン語、イタリア語は分かるし、フランス語も少しは分かるのよ。
英語も自然に分かってしまうの。
あなたもルーマニア人に生まれたら良かったのに・・・」
・・・本当に、そうだったら良かったと思います・・・
日本語って難しいの?と聞いてみたら、
発音が易しいと言っていました。
そして、ひらがなさえ覚えてしまえば、
カラオケも歌えるのだとか。
漢字は難しいのだそうです。。。。でも、字幕にはルビがふってあるから
大丈夫なんですって!
中国語が漢字一杯で、唯一難しい言葉なのだそうです。
ルーマニアママは、演歌が好きだ!と話していて、
今度カラオケに行く約束をしました。

私は、かねがね日本語は覚えやすい言語ではないかと思っています。
発音が易しいのではないでしょうか。
日本人の耳が違うのかな。
外国語は、まず聞き取るのが、難しいです。
特に英語は、スペリングをどうしてもローマ字読みしたくなるので、
そこが根本的に間違っているのかもしれません。
何かの本で、日本語と英語では音の周波数が違う・・・というような事が
書いてありました。
だからなのでしょうか・・・・。

最近出来ないなりに、理解したことは、
英語は、スペルをローマ字読みしてはいけないという事。
アップルがアポーというように、
聞き取れないなりにも、とりあえず、
自分の耳で聞き取った発音で言わないと、
全く通じないという事です。

シンガポールは、イギリス植民地時代が長かったせいなのか、
一応クーンズ・イングリッシュです。
来星して間もない頃、マクドナルドで
「テイク。アウト!」といって、通じなくて
本当にショックだったことがあります。
こちらでは「Take Away」(テイク・アウェイ)というのです。
(辞書で引いたら、イギリス英語だと書いてありました)
そして、
お子様セットのハッピー・ミールは、ハッピー・ミーの方が良く通じるし、
ウォーターメロンはワラーメロの方が良く通じます。
私は、「ワラーメロ」という時に、何故か凄い気恥ずかしさを
感じてしまうのですが・・・・。
それこそ、自分で作ってしまっている、言葉の壁なのかもしれません。
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by mapleleaf1217 | 2008-02-01 10:40 | 休題
ぼんやり紅白を見て、そのまま、さだまさしさんの番組をみているうちに、
あっという間に2007年は、終わってゆきました。。。

シンガポールに来て、久しぶりに紅白を見ました。
娘には「大晦日は、遅くまで起きていてもいいのよ」と
誘ってみたのですが、「おしりかじりむし」が終わると
早々に寝てしまいました。。。
演歌はどうも苦手なのですが、
布施明、寺尾聡が懐かしい曲を歌っていたり、
今年は、色々な演出がなくて歌が多かったので、
結構楽しめました。
「千の風になって」は、詩が本当に素晴らしいと思いました。
お墓の前で泣かないで、私はお墓の中にはいないのです。
私は風になって、星になって、朝昼晩いつも
あなたを見守っているのだから・・・。
とても説得力のある詩だと思います。
先日、訳者の新井満さんが歌っていたのですが、そちらも
とてもよかったです。
「ハナミズキ」も好きな歌です。
手話で歌っていましたが、その昔
手話クラブだったので、とても懐かしかったです。
家には徳永英明の「ヴォーカリスト」があって、
彼が歌った「ハナミズキ」はとても良いです。
紅白では「恋におちて」を歌っていましたね。
もう、このシリーズは出さないようなので、とても残念です。
コブクロの「蕾」も改めて聞いて、なんだかじん・・となりました。
ドラマ「東京タワー」の主題歌で、
実際にお母様を亡くされた時の気持ちを、歌にしたのだと知りました。
蕾なのに、消えてしまいそうなものってありますよね。
コブクロをみているうちに、何故だか「スターダスト・レビュー」を
思い出して、「木蘭の涙」を久しぶりに聞いてみたくなりました。。。

若い頃は、年の初めに「今年の抱負」なんていうものを
考えたりもしたのですが、今は、特に思いつきません。
何というか、平凡な毎日を有難く積み重ねていかれたら・・・と思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。。。
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写真はチャイナタウン。
こちらのお正月は、
真っ赤に金が入っていて
とても派手です。
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by mapleleaf1217 | 2008-01-01 14:52 | 休題

子猫あげます。

近くのマーケットの猫が、子猫を5匹産みました。
行く度に、娘と見に行きます。
お店のおじさんが、「あげるよ。持ってって」
といつも言うのですが・・・
飼うわけにもいかなくて、もどかしい気持ちです。
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お気に入りの子。

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こんな詩を思い出しました。。。

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眼をさますと

ミルクを飲んだ

う、めえ・・・と鳴いて

もう眠ってしまった


吉行理恵 「猫の一日」
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by mapleleaf1217 | 2007-12-21 03:07 | 休題
安藤美保さんは、俵万智さんも所属している(ていた?)
「心の花」という、歌人の佐佐木幸綱氏が主催する結社に属していて、
1990年代のホープ、と言われていた方です。
大学の国文科で、日本の古典を学ばれていて、
その研究の為、比叡山に旅行中、事故で命を落とされました。
まだ、24歳の若さでした。
経歴を読むと、まさに勉学に精一杯励んで、燃え尽きた人生だったように
思われます。
ご両親が、「あの子の人生は、思えば短距離走者のようだった・・」
と書かれていましたが、まさにその通りだったのでしょう。
この歌集を始めて読んだ当時は、
私のように怠け者で、何の取り柄もない者が、
のうのうと生き延びている事が、何かとてもやり切れなかったのです。
せめて・・せめて・・と見よう見まねで、その時何首か歌を作りました。
それが、短歌を始めたきっかけです。
けれど、歌については何の知識も持ち合わせていなかったし、
結社に属す事など思いもよらなかったので、研鑽を積む訳でもなく、
時々、ぽつり、と言葉が出てくると、書き留めるといった程度です。

表題の「水の粒子」は

 君の眼に見られいるとき
 私(わたくし)はこまかき水の
 粒子に還る

から、用いられた言葉です。
歌は、主に家族と学生生活の事がテーマとなっています。
「水の粒子」は淡い恋の歌。
他には、木を歌ったものも多いです。
「前世は木だったのかもしれない・・」と言った歌まで。
樹木の持つ癒しが、歌集にはあるかと思います。
 
 人に傷つけられたこと
 率先して話し出す友の言葉に
 切りつけられる

 朝一番 父の伸びする声聞こゆ
 うすむらさきの壁を隔てて

 誰からも拒まれている感じする
 暗き書庫より戻りし我は

日常生活のささやかな場面で感じる気持ちに、共感する歌が幾つもありました。
でも
 
 緻密に緻密かさねて論はつくられぬ
 崩されたくなく眼をつむりおり

 悔いありて歩む朝(あした)をまがなしく
 蜘蛛はさかさに空をみており

 そこだけは人の歩みを輝かせ
 きんもくせいの花踏まれゆく

などは、私が言うのも厚かましいのですが、
キラリとひかるセンスがあるなあ・・と思います。
上記の三首は代表作として、紹介されるものです。
「緻密に緻密・・・」には、本当に頭が下がる思いがします。
勉学に勤しんでいた人だから、言える言葉。
その当時、私は論文を書いていましたが、
何ていい加減だったことか・・・。

「悔いありて・・」は、まがなしく、という言葉がポイントになっています。
聞きなれない言葉ですが、「真愛しく」と書きます。可愛らしいとか
愛しいとかいった意味。或いは、悲しい、ととっても良いのかもしれません。
人は何かに迷っている時、視野が極端に狭くなってしまうものですが、
そんな様子を、小さな蜘蛛がさかさまの世界を見ながら、
「クスリ」と笑っている情景が思い浮かびます。
今悩んでいる事は、角度を変えてみれば、大した事ではないんだと。
佐佐木幸綱氏は、さらに、そういう視座相対化の啓示を受けて
失われてしまう、純粋な何か、の喪失感も表現している・・と
記しています。

「そこだけは・・」は、金木犀の小さな花が散って、
金色に染まった道を、歩く人々の光景を歌ったもの。
独特な花の香りまで漂ってきそうです。
道が金色に染まった・・・としないで、
「人の歩みを輝かせ・・」としたところが素敵で、
そしてそこには、踏まれた花の犠牲がある事にも
触れています。それは、光り輝く物の影で、
ひっそりと、実はその犠牲にになっている物がある・・
という事を示唆しているのではないでしょうか。
秋の情景を歌っていながら、とても奥深い歌のように
感じられます。

短歌に精通した方たちが読んだら、叱られそうな感想ですが、
何かやるせない事があった時、ふつふつと湧く怒りに
押し潰されそうになった時などに、「水の粒子」のページをくると、
爽やかな気持ちになれます。
それは、まさに森林浴に似ているのかもしれません。
やはり、安藤美保さんの前世は木だったのかもしれません。

娘が大きくなって、この本を書棚で見つけた時、
共感できる何かがあったら良いな・・・と思っています。

安藤美保著、「水の粒子」、ながらみ書房、1992年
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by mapleleaf1217 | 2007-11-07 16:25 | 休題

守宮啼く夜 1

シンガポールに来てから、家で共生しているのは、
芥子粒のような蟻と守宮(やもり)。
蟻は、よく見かけますが、守宮は隠れて暮らしているようです。
時々見かけますが、すぐに姿を消してしまいます。
一人(匹?)が好きなんでしょうか・・。
守宮は、その字の如く、家を守ってくれる、と昔から聞いているので、
そっとしています。
娘は、恐竜の子供がいる!と大騒ぎしますが・・・。

静かな夜に、時々守宮の啼く声が聞こえます。
「トゥトゥトゥトゥ」(人によっては、キキキキ)
と、独特な啼き方をして、静かな夜の闇の深さを感じさせるのです。

すべからく
孤独は闇に染み渡る
みとどくように
守宮啼く夜

久しぶりに、作った短歌です。
短歌と出会ったのは、学生の頃。
「サラダ記念日」とか、ライト・ヴァースとかが流行っていた頃です。
私は、俵万智さんから、短歌に入門したのではなく、
大学の上級生だった方と同級だった、という
安藤美保さん、という方の歌集を読んで、とても感動したのがきっかけでした。
その時、すでに安藤さんは故人になられていて、
「水の粒子」という歌集一冊だけが、
それもお亡くなりになってから、ご家族の方が編纂されたという形で
残っているだけでした。

どうしても手放せず、こちらに持ってきた本の一冊です。
守宮の啼く夜に、またじっくりとページを繰りました。
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by mapleleaf1217 | 2007-11-07 15:50 | 休題

切な鳥

雨が降る前の、予兆があります。

空が暗くなるのは、勿論ですが、むっとした雨の匂いがしてきて、
鳥が鳴くのです。

シンガポールに来てから、よく聴く鳥の声は二種類。
「カカカカカカカ・・・・」と早口に啼く鳥と
「アーアーアー」と啼くごとに甲高い声を発する鳥と。

最初の鳥は、雨の前に啼く鳥です。
「あめ、あめ、あめ、あめ・・・」と
教えてくれているのでしょうか。
雨が止むと、また啼き始めます。
「やんだ、やんだ、やんだ・・・・」と
喜んでいるようです。

二番目の鳥も、雨の降る前に啼いています。
娘が、よく鳴き真似するのですが、
「アー、アー、アー」と、
啼くうちに、最後はとても切ない叫び声に変わるので、
「切な鳥」と呼ぶ事にしています。

残念ながら、鳥の姿を見たことがないのですが、
ふと
「チョンタルの詩」を思い出してしまいました。
メキシコ・インディオの古謡集で、
鳥たちは、「あーい」と啼いて
シャーマンのように生きているのです。

本を日本に置いてきてしまった事を
とても残念に思います。
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by mapleleaf1217 | 2007-10-26 16:19 | 休題

名刺(アイスカード)

名刺を持たなくなって、久しいです。
大学生の頃、祖母の知り合いの印刷所で、初めて名刺を作ってもらって
とても嬉しかった記憶があります。
名刺の形、色、字体を選んで、出来上がった時は、
名刺なのに、とても大事でした。
結局、ごく親しい友達にしか配らなかったのだけれど・・・
懐かしい思い出です。

さて、シンガポールに来て、新しいメールアドレス、電話番号を
いちいち、小さな紙に記して、知り合った方々にお渡ししていたのですが、
先月、KLMオランダ航空55周年アイスカードキャンペーンを知りました。
先着1万名に、無料で名刺サイズのカードをプレゼントしてくれる、
という企画。
早速、作ってみました。
日本国内しか発送してもらえないので、実家に送ってもらい、
先日、妹がこちらに送ってくれました。(有難う!!)
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同じデザインの名刺が20枚
入っています。
名刺としてだけでなく、様々な使い方が
あるようです。

ブログの表紙に使った写真です。
ミニマーライオンと娘。
裏には、名前、メールアドレス、電話番号を・・・
そういえば、シンガポールに来てから、携帯電話を持っていません。
シンガポールは携帯大国。
電車やバスの中でも、皆平気で電話しています。
SMSという、ショートメールも盛んです。(チケットの予約なども出来ます)
でも、今のところ、無くても不便はないですね。
もともと、携帯を不携帯気味でしたので(笑)
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by mapleleaf1217 | 2007-10-09 01:10 | 休題

夜の水泳

昔、国語の教科書で小川国夫著「夜の水泳」という短編を読んだ事があります。
それから、もう二十年以上経ってしまったので、内容はあまり覚えていないのですが、
確か、主人公と友達の深層心理のやり取りがあり、二人で夜の海を泳ぐのですが、
友達はその後、死んでしまったのではないかと思います。

「夜の水泳」という言葉の持つ、何処となく神秘的な雰囲気に惹かれます。
(其の他には「雨の水族館」なども・・・)

シンガポールは常夏の国。
常夏とは言っても、今年の日本の異常な暑さに比べたら、
最高気温31.2度、最低気温25.6度なので、
なんて過ごしやすいことでしょう!

さて、コンドミニアムには、大抵プールがついていて
夜の10時頃までは、泳げるようになっています。
日の出が遅く(朝7時過ぎ)夜の7時過ぎまで明るいので、
夜遅くまで、子供達は外で遊んでいるので驚きます。
日が暮れると、さすがに涼しくなってくるのですが、
天気が良かった日のプールの水は、さほど冷たくなりません。
主人が早く帰宅して、早いお夕食を食べた後、
7時から8時頃まで、主人と娘と3人で、泳ぎに行く事があります。
日本にいたら、決して出来ない事です。

夜のプールの水は、何となくとろんとした感触です。
空に星が見えないのは、残念ですが、(シンガポールでは星が見えません)
仰向けに水に浮いていると、とても心が落ち着きます。

娘は、主人に泳ぎを教えてもらっていて、時々二人で潜ったりしています。

長閑な時間・・・

シンガポールならではの、時間の過ごし方です。
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by mapleleaf1217 | 2007-09-25 08:10 | 休題