シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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カテゴリ:休題( 28 )

しばらく、ブログをお休みしていましたが、
新しいブログを立ち上げたいと思います。

新しいブログ「金鳥玉兎」(きんうぎょくと)
エキサイトブログchoco-co-co で検索してみてください。

兎のチョコちゃんの事、日々のことを
のんびり綴っていこうと思っています。
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by mapleleaf1217 | 2010-01-08 09:42 | 休題

虹の彼方

記録の為に。

2月25日、日本に帰国する為に
夕方タクシーに乗って、
渋滞の高速道路でハラハラしていた時に
ふと前方を見ると、見たこともないような大きな虹が
空一面に半円形を描いていました。。。

寝ている娘を起こして
「虹よ!虹よ!」と
興奮してしまいました。
娘は寝ぼけ眼でしばらく空を見ていました。。。
眠くて視線もぼやけていたのかもしれません。
私ほどの感動はなかったようです。。。

高速道路という場所が良かったのか
虹の全体を見ることが出来ました。。
本当に幼い頃
祖父母の家の前で半分の虹を見た記憶があって、
その記憶と重なって、
とても懐かしい温かい気持ちになりました。

その彼方が分かったしまう程
くっきりと姿を現して、
そして、
私たちが空港に着く頃には、
空の彼方にひっそりと消えてゆきました。。。
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by mapleleaf1217 | 2009-03-05 22:35 | 休題

となりの神様

年末の夕方、
NHKで2008年に放映したドラマの再放送をしていました。
私は連続ドラマが苦手で、単発ものが好きです。
「博多はたおと」「お米のなみだ」というドラマを放映していたので
夕食の支度の合間にちょっこちょこと観ていました。
どちらも地味といえば地味な話だったのですが、なかなか良かったです。
脚本が良くできていたかと思います。。。

私は、映画好きが高じて、シナリオの学校にも通ったことがあります。
一応卒業したのですが、結局ものにすることが出来ませんでした。。
努力が足りなかったのだと思います。
その頃のクラスメイトは、その後もこつこつ勉強を続けて、
今は時々幼児向けの番組の仕事が入るようになった・・と言っています。
彼女の書く子供を主人公にした作品は面白かったから
別の形で、開花させたのだな・・・と思っています。

以前、毎週日曜日の夜に
確か9時から1時間で単発物のドラマを放映していて、
それがとても好きでした。
印象に残っているのは、神学校に通う学生が、
神父としての道を選ぶ日の前日の夜
いつも見ているテレビの天気予報のお天気お姉さんと偶然出会い、
一緒に街を放浪し、早朝教会に戻っていく・・・という幻想的な物語と
お互い言葉が通じない、日本人の青年とロシア人の女優の卵が
「ワーニャ叔父さん」の台詞でのみ、心を通わせる物語。
もう何年も前に見たのですが、印象に残っています。

お正月には、向田邦子さん原作の作品をドラマ化していて
毎年楽しみにしていました。
母と娘3人のささやかな日常を描いた「となり神様」は
とくに好きな作品でした。
病弱な妹を気遣うあまりに、姉はささやかな嘘をついてしまいます。
そのことを母親はちゃんと知っていて、何も言わないのですが
見守っているのです。
とくに変化のない日常なのですが、大晦日には大掃除をし、
元日には、良い着物を着て
家の隣りの小さな社にお参りをします。
そのささやかな日常の営みが素敵だな。。と感じました。

このシリーズも演出家の久世光彦氏がお亡くなりになってしまったので
おしまいになってしまい、
私にとってのお正月の楽しみが一つ失くなってしまいました。

シナリオ学校に通っている頃には、
ラジオドラマの脚本作りを薦められたことがあります。
その頃は、トレンディードラマが流行っていたし
ラジオドラマ?何て地味な。。。と思ったりしました(笑)
もともと映画が好きで通い始めた学校だったから、
映像がないなんて考えられなかったのです。
でも、FMのドラマシアターや青春アドベンチャーなどは
度々聞いていました。
映像がない分、魅力的な台詞と
端的な背景説明が必要になって
脚本作りは、難しいだろうな・・・と思います。

いつか
シナリオの勉強をしなおす機会が出来たら良いな・・・と
思っています。
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by mapleleaf1217 | 2009-01-04 10:49 | 休題

お正月の風景

シンガポールは、1月1日のみがお休みで、
2日の今日は主人もお勤めに出かけていきました。
年末年始のあの独特な年の瀬の風情は、
この国では全く感じることができなくて、
「お正月っていう気分がしないね・・」と言っています(笑)

それでも、
年末には、娘と一緒に買出しに出かけて
お正月気分を味わいました。。
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IKEA の食堂にて
しばし休憩中。
安くて結構美味しい!

そのまま、明治屋に移動して食材を調達しました。

元日には、先日のお料理教室で習った、
お雑煮を作ってみました。
なかなか好評でした。
そして1日中、家で娘と遊んでいました(笑)
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このゲーム
面白いです。

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バランスゲーム!
結構難しい。。。

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ひらがな の練習。

そして、クリスマスにケーキを食べなかったので
お正月ケーキ(?!)を食べました。
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隣のは、娘作。粘土で作ったケーキです。

今年も、家族元気で過ごせますように。
あのお月様のバランスゲームのように
全てにバランスよく・・・心がけたいものです。
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by mapleleaf1217 | 2009-01-02 10:53 | 休題
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明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって素晴らしい年でありますように・・・。
2009年もどうぞ宜しくお願い致します。。。
(今年はちょっと考えて、まだ賀状を出しておりません・・・)
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by mapleleaf1217 | 2009-01-01 07:46 | 休題

Soon Lee / サンタ追跡

娘のバッグがない!
頭の中が真っ白になってしまった私は、
ご一緒したお友達のママに、そのことを伝えました。。
余程、酷い表情をしていたのだと思います。
その方は冷静に
「コンシェルジュの所に行って相談してみましょう」とおっしゃいました。
ただですら拙い英語が、さっぱり出てこなくなってしまった私は
彼女に助け舟を出してもらって、何とか状況を伝えました。

さすが、5つ星のホテルだけあって、
対応したスタッフは、親切に冷静に私たちの話を聞いて
バス会社の電話番号を調べて状況を伝え、折り返し私の携帯に連絡するよう
手筈を整えてくれました。。。

ほんとに情けないのですが
私が言ったことといえば
「SBS 502のバスで、娘のバッグ!後のシート!
ネズミの・・・(お友達がアップリケと付け足して・・)中にサンタの帽子!」
この程度の情報だったのです・・・(涙)
正直、99㌫出てこないだろうな。。。と諦めていました。
がっかりしている私を見た、女性スタッフが
「中には何が入っていましたか?お金が入っていましたか?」と
聞いてきたので
「いいえ、娘のカーディガンとサンタクロースの帽子が入っていました」
と答えたら、
「だったら、出てくると思いますよ」とにこやかに言ってくれました。。

そして、、
30分後に私の携帯電話が鳴りました!
どうやらバス会社のスタッフらしき人が何かを話していました。
「明日、・・・へ行ってください。。。」
(英語が苦手だと、電話が一番困ります。。)
そこで、またホテルのスタッフにお願いして、対応してもらいました。
電話の様子から、どうやら娘のバッグは見つかったらしいことが分かりました!!
電話を切ったスタッフが
「明日、Soon Lee というところまで、バッグを取りに行って下さい。
担当者はこの人で、電話番号はこちらです。。」と言って
メモ用紙を渡してくれました。。
「見つかったの?」と聞くと
「はい、見つかりました。お昼の時間帯を避けた方がいいですよ」と
アドバイスまでしてくれました。。

でも、この時点でも50㌫、本当に見つかったのかな・・・と疑っていました。
帰り502のバスに乗って、運転手さんに
「Soon Lee に行きたいのだけれど、このバスの終点ですか?」と尋ねると
「どこのバス停を利用しているの?」と聞かれたので
停留所の名前を言うと
「だったら、185番に乗ったらいいよ」と教えてくれました。。。
家に帰って、バスマップを見ると、確かに185番の終点は「Soon Lee Road」
すぐ近くに、SBSのバス会社の営業所がありました。。。

さて、一夜明けて
9時過ぎに、娘と185番のバスに乗りました。。
HDB 群を過ぎた工業地帯がバスの終点でした。
こんなことでもなければ、恐らく来なかったような場所です。
そして、停留所向かいにある、バス会社に向かいました。
入り口で、IDカード(グリーンカード)を預けて、中に入りました。
チェックが厳しいのです。
スタッフをつかまえて事情を話すと
担当者の所に連れて行ってくれました。
ところが、出てきた女性スタッフは
「あら、聞いていないわ・・・」と全く状況を把握していなかったのです!
一瞬、やっぱりバッグは出てこないのかな・・と思ったのですが、
どこかに問い合わせてくれました。
そして、数分後、別のスタッフが娘のバッグを下げて部屋に入ってきました!
娘も私も大喜びでした。
本当に夢のようでありました。。
「お金が入っていないのなら、出てきますよ」という
ホテルのスタッフの言葉は、本当だったのだな。。と思いました。
親切な方々に感謝致します。。。

早速お友達のママに連絡すると、とても喜んでくださいました。
やはり、タクシーではないから出てこないのではないか・・と思っていたのだそうです。
本当にお世話様になりました。。。
「これで、楽しいクリスマスが迎えられるわね・・」と言われて
ほんとに、もし出てこなかったら、気持ちが沈んだままだったかもしれないと思い
神様にも感謝しました。。。
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こちらがネズミのバッグです。。
先日、お店のセールで
買いました。

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マリメッコの帽子は
3年前のクリスマスに買いました。
それ以来、クリスマスになると
毎年気に入って被っています。
先日、幼稚園のクリスマス会にも
被っていきました。。

持っているものには、どれにでも愛着があるものです。
なので、見つかって本当に良かったです。。。

今日はちょっと長文ですが、
最後に、奇跡のような実妹の体験を紹介したいと思います。
やはり、バスで落し物をしてしまった話です。
いつも利用しているバスの中に、
妹が定期券を落としてしまいました。
それから、1週間ほどが過ぎて
妹が座った席で
「ここで、バッグに入れたつもりの定期入れを下に落としてしまったら
するり、と座席下に入り込んで、分からなくなってしまうな・・」と
ふと思ったのだそうです。
そして、何気なく座席の下を見たら
何と自分の定期券が落ちていたのです!!
こういうのって、どの位の確率で起きるものなのでしょうか。。
家に帰って、話を聞いた私は、本当に驚いたものです。。。

世の中まだまだ捨てたものではないな・・と思います。。

ところで・・・
明日は、クリスマスイブですね。
どうやら今年も、娘のところにサンタクロースはやってきそうです。。

サンタクロースを追跡してくれるサイトがあります。
良かったら、明日見てみてください。
サンタさんが、凄いスピードで移動する様子を中継してくれるのです!
昨年娘と見て、わくわくしました。

サンタ追跡
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by mapleleaf1217 | 2008-12-23 00:37 | 休題

飛び出す絵本

クリスマスになると飾っている本があります。
「The Christmas Alphabet」という「紙の魔術師」といわれている
Robert sabuda の飛び出す絵本です。
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今年はうっかり出し忘れてしまっていたら、
娘が引っ張りだしてきました。
その他の本も一緒に。。。
「オズの魔法使い」「不思議の国のアリス」「ダイナソー」
シンガポールに来る前の冬に
サブダの展覧会があって、観にいきました。
クレヨンハウスでは、サイン会もあって参加しました。
書店で「不思議の国のアリス」の仕掛け絵本を見て以来
何て凄いのだろう!とすっかりファンになってしまったのです。。
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この時は、サブダ氏と一緒に「ダイナソー」の著者の
マシュー・レインハート氏も来日していました。
(写真、向かって左側がサブダ氏、右側がレインハート氏です)
お二人とも、とても感じの良い方で印象に残っています。

娘は「ダイナソー」が特にお気に入りでした。
私は、「不思議の国のアリス」も勿論好きなのですが、
「オズの魔法使い」が一番のお気に入りです。
写真に写っている最後のページ、緑色の気球が飛び出すところなど
何度見ても感激してしまいます!

毎回毎回、ページをくるたびに
何度もどうやって、折りたたまれているのか確認してしまいます。
手品のようで本当に面白いです。

自分の手で産み出せたら
愉快だろうな。。。と思います。
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by mapleleaf1217 | 2008-12-16 03:23 | 休題

Jane Austen

本屋さんで時間を潰していたら、
積み上げられたジェーン・オースティンの全集を見かけました。
1冊に、彼女の6作品が全て収録されたかなり分厚い本でした。
英語も読めないのに
とても心惹かれてしまったのですが、
値段を見たら73㌦ちょっと。
日本円にして5000円はちょっと高いな・・
でも、今円高だし、カードで買おうかな・・・と散々悩んで
結局買わずに帰ってきました。。

シンガポールに来てから
ジェーン・オースティンの名前を度々見かけます。
日本から最初にシンガポールに行く飛行機の中で
「ジェーン・オースティンの読書会」を観て
とても面白かったし、
「Becoming Jane」を映画館に観にいこうか迷って
結局行かれなかったのですが、
後日DVDを購入しました。
ガソリンスタンドに併設されているコンビニエンスストアで
お菓子を買っている時には、
「ジェーン・オースティンの恋愛の手引」
(Lauren Henderson / JANE AUSTEN'S Guide to Romance / 2005)
というペーパーバックを見つけて
コンビにに、こんな本が置いてあるなんて・・・と
面白がって購入。
恋愛につき物の、色々な問題を提示して
ジェーン・オースティンの物語の登場人物たちだったら
どう対処していくか・・・というようなことを書いた所謂ハウツー本で、
「あなたは、ジェーン・オースティンの登場人物の中で
男性だったら誰が好きでしょうか」というアンケートなどもあって、
設問に答えていくと、最終的に好きなキャラクターが分かる・・という
仕組みになっていたりもします。
面白いのは、ページの後ろにつけられた、登場人物たちのサマリー。
それぞれの物語の登場人物たちを、端的に分析していました。
短いし、さほど難しい英語でなかったので
たまに辞書を片手に読んでいます。

全集が積まれている状況をみると、
ジェーン・オースティンは、
シンガポーリアンたちにも人気のある作家なのでしょうか。。。

私は「高慢と偏見」の登場人物の中で
快活な主人公のエリザベスの他に、彼女の親友で
冷静沈着なシャルロットが、印象に残っています。
この手引書でも「安定」と表現されている登場人物です。
シャルロットは、エリザベスよりも年上で、
残念ながら器量もよくない、所謂いき遅れている女性なのですが
とても冷静で、最終的には、エリザベスの従兄弟の牧師と結婚します。
この牧師が、財産はあるかもしれないけれど
仕様もない男で、一度はエリザベスに求婚するのですが
見事に断られてしまうのです。
それを見たシャルロットは、彼に親切にして見事に結婚に漕ぎつきます。
そんなシャルロットを見て、エリザベスは
「あんな人と結婚して本当にいいの?・・」と言うのですが
シャルロットは
「私は結婚にロマンチックなものを求めていない」とはっきり言ってのけるのです。
彼女が求めていたのは、安定した生活。
そして夫に忠実な妻になります。
ガイドには、
「・・・彼女はこれから、耐え忍ぶ人生を送ることになって、
人生を諦めてしまっている、ミスター・ベネットみたいになっちゃうのでは・・」と
否定的に書かれているのですが、
私は彼女はもっと賢いのではないかと思っています、
手の平に旦那さんを乗せているタイプの奥さんになったのではないかと。。。

ああ、こういうタイプの人っているな・・・と
ジェーン・オースティンの小説を読むと思います。

久しぶりに、色々思いを馳せた一日となりました。

ところで、芥川賞受賞作家の金原ひとみさんが来星なさっていて、
今週末、アートハウスのイベントに出演なさるようです。
何年か前、テレビで金原ひとみさんを見かけたのですが
すらっとした美人でした。。。
「蛇にピアス」、読みました。
同時受賞された綿矢りさんの「蹴りたい背中」も
文芸春秋で一緒に読んだかと思います。
「蛇にピアス」は過激だといわれていますが、
私はあまりそうは感じませんでした。。。
「蹴りたい背中」は、こういうひねくれた恋愛感情もあるかもね・・・と
思ったのですが、
印象に残ったのは「蛇にピアス」の方だったかと思います。

どんなイベントなのでしょうか。。。
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by mapleleaf1217 | 2008-12-03 05:32 | 休題

西の魔女が死んだ

10月31日はハロウィン。
今年も、コンドミニアムではママ達がハロウィンを企画しました。
私もせっせと、お菓子を詰めました。。
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ハロウィンといえば、魔女の格好も可愛いのですが、
娘は宮崎駿監督の映画の中でも「魔女の宅急便」が一番好きです。
私もこのアニメは大好きで、最後デッキブラシで空を飛ぶシーンは、
いつ見ても「頑張れ!」と応援したくなるし、涙も出てきます。
着飾って綺麗なの女の子と地味な自分の姿を見比べて
気持ちが落ち込むシーンも共感してしまいます。
舞台衣装を作っている友達にお願いして、
以前、娘用にKIKIのドレスを作ってもらいました。
赤いリボンのヘアバンドも作ってくれました。。
おもちゃのデッキブラシを持って、三鷹のジブリの森に行ったのは
懐かしい思い出です。
スタッフを始め、みんなに「KIKIだ!!」と言われて
娘はとても嬉しそうでした。

さて、先日「西の魔女が死んだ」という少女小説を読みました。
私は存じ上げなかったのですが、
梨木香歩という方は、とても人気のある作家さんのようですね。
最近は本もあまり読まなくなってしまったので。。
日本では夏に映画化されたのだそうです。
実妹に教えてもらいました。。
本当に最後の3ページがとても良かったです。
内容は、ここでは書かないことにします。

高校3年生の頃、私は受験から逃げて日本の童話とかファンタジーばかりを
読んでいました。
安房直子、立原えりか、瀬尾七重、柏木葉子。。
古いところでは、小川未明が好きでした。
今回「西の魔女が死んだ」を手に取ったとき
表紙の絵が早川司寿乃さんだったので、とても嬉しかったです。。
青山にあるギャラリーmaya で催された早川さんの展覧会には
何度も足を運んで、ご本人ともお話したことがあります。
こざっぱりなさった感じの良い方でした。
林静一さんがお好きだと、その頃おっしゃっていたのですが、
私も林静一さんのイラストが好きでした。。
河童がお好きで、河童のイラストを沢山集めてらしたかと思います。。

あとがきは、早川さんがお書きになっていました。。
彼女らしい視点で解説なさっていて興味深く読みました。

魔女になる修練として、自分で物事を決めてプランをたて
それを実行する。。という事が書いてありました。
それは、人が生きていくうえで基本的なことなのですが、
実践するのは難しいことです。
色々な誘惑があるし、流されてしまうことも多いです。。
怠け者の私など、3日と続けられない。。
でも、努力していくと、物事を自分の良い方向に転換できるという事を
併録されている「渡りの一日」で知ることが出来ます。

人生は、自分で切り開いていくものなのですよね。。
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by mapleleaf1217 | 2008-10-24 18:55 | 休題

折り返し。。

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平均寿命のちょうど折り返し地点に達しました。

昨日、ふと思いついてお花を買いました。

お花を飾る心のゆとりのある人間になりたいな・・と思っています。

汲む -Y・Yにー   茨木のり子

大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立ち居振る舞いの美しい
発音の正確な
すてきな女のひとと会いました

そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったときに
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとした
そして深く悟りました
大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶  醜く赤くなる
失語症  なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇   柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている  きっと・・・
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです

「おんなのことば」 / 童話屋 / 1994 より 抜粋

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by mapleleaf1217 | 2008-10-09 07:42 | 休題