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シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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美しきプラナカンの世界

私のブログを「ニョニャ・ウェア」で検索されて
辿りつかれた方が結構いらっしゃるので驚きました。
なので、今日は書籍とお店の紹介をしたいと思います。

イワサキチエ・丹保美紀 著 /
「私のとっておき マレー半島 美しきプラナカンの世界」 /
産業編集センター / 2007
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丹保さんご本人にお話を伺った事があります。
プラナカンの文化に興味を持たれて、
ご自分の足を使って、取材なさったのだそうです。
「プラナカン」については、簡単に説明することは難しいと思われます。
けれども、この本では様々な側面から
簡潔に紹介してあって、とても分かり易く説明されています。
この本に使われている写真は、
丹保さんご自身がお撮りになったものなのだそうです。
とても美しく、またレイアウトも素敵です。
この本のように
丹保さんもとても魅力的な方でありました。。。
ホームページをお持ちです。
「Peranakan Chic」

「Peranakan」を日本語に訳すと
「ぺラナカン」「プラナカン」と言えるかと思うのですが
現在博物館で日本語ガイドをする場合は、「プラナカン」で統一しています。
発音の問題なのかと思うのですが
例えば「kebaya」という上着も
「ケバヤ」とも「クバヤ」とも呼ばれるのですが、
以前、この衣装についてのレクチャーがあって参加した際には
「カバヤ」と言っている様に聞こえました。
発音から日本語表記をしている為だと思われます。
「ニョニャ」も「ノニャ」という場合があります。

さて、自称プランカンを名乗る人は多いようで
当地には「プラナカン・アソシエーション」という組織があります。
結構な会員数があるようで大きな組織となっています。
(現在では、門戸が広がっているようです)
年に数回、会報を出版していて
時々博物館などで手に入れることができるのですが、
オールカラーで上質な紙を使った美しい冊子に仕上がっています。
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その冊子に紹介されているプラナカン・ウェアのお店が
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クリスティーヌさんのお店「KRIS DECOR」です。
べドックにあるご自宅のHDB に食器が飾ってあって購入する事ができます。
以前はカトンにお店があったのですが、今はそちらは閉めてしまって
自宅でのみ販売なさっているようです。

以前紹介した食器類のほとんどはこちらで購入しました。
「陶光」も安いのですが、お重やカップ、蓋物など大物は
こちらの方がさらにお安く購入する事ができます。
+65 9798-2176
に電話していただいて、詳しいことはクリスティーヌさんから伺ってください。

「KRIS DECOR」
(クリスティーヌさんのお店)
HP / 9798-2176
by mapleleaf1217 | 2009-03-06 11:10 | 街歩き(文化)