フタバガキ (マクリッチ貯水池散策2回目)
2008年 12月 27日
教えていただきました。
「フタバガキ」は、
東南アジアの
熱帯雨林でしか見られない
背の高い樹木で、
まっすぐに高く高く幹を伸ばします。
これは熱帯雨林の
植物形態図。
「フタバガキ」は
熱帯雨林には
欠かせない樹木です。
数年に一度しか開花しないのだそうです。
羽根突きの羽根を大きくしたような実をつけます。
2年ほど前、ボタニックガーデンのフタバガキが一斉開花したのだそうです、
以前にも書いたのですが
熱帯の植物というのは、基本的にそれぞれ自分で好きな時に花を咲かせ
実をつけます。
ところが、温度や雨といった環境などで
時折一斉開花する植物もあるのだそうです。
「えーっ!じゃあ、私がシンガポールにいる間は
フタバガキの実を見ることは出来ないんですね・・・」と
がっかりしていたのをその方は、覚えていてくださって
今回、マクリッチ散策を計画してくださいました。
フタバガキの実が
描かれていますね。。
幼稚園が冬休みに入った娘を連れて、
お友達親子と一緒に
ゆっくり5時間かけての散策を楽しみました。
前回(こちら)は、ひたすら歩く・・といった感じだったのですが、
今回は道中、珍しい植物を色々教えていただきました。
オブラートのような薄皮に
包まれた種。
お星様の形☆
芽が出ていて
可愛らしいです。。
きのこ
小さいですが
椿の仲間だそうです。
ちょうど開花していて
沢山散っていました。
こちらは
「絞め殺し」。
イチジクの仲間の植物が
この木をじわじわと絞め殺したわけです。
自然は時に
残酷でもあります。
一方こちらは
熱帯雨林特有の根の形体で、「板根(ばんこん)」と呼ばれています。
その板根が、盛り上がって
象さんの鼻のように伸びています。
この木は「シンポウガジャ」という名前で
マレーシア語でガジャは「象」という意味なのだそうです。
大きな葉っぱ!
トトロの傘だ!と大喜び。
ツリートップからは・・・
カーストシェイドの花が見られました。
地上ではなかなか目にすることが出来ないのだそうです。
こちらは実。
娘は
高いところは
へっちゃらです。
綺麗です。
この塔にも・・・
勿論登りました!!
頂上です。奥に貯水池が見えます。
結構元気な娘。
若芽は柔らかくてしなやか。
古い葉っぱはごわごわしていて、人間もおんなじね・・・などと
話したりました。。。(笑)
娘も植物に触れられて、貴重な体験が出来たかと思います。
ゴルフ場の横を通って・・・
貯水池をみながら、出口に向かいました。。。
娘は、今回も水辺で転んでドロだらけになりました(苦笑)
この辺りは足場が悪いので要注意です。
今回は着替えを持参したので、助かりました。。。
ここを歩いたのよ~
沢山歩いたのね。。
9時半に出発して、午後2時過ぎまで歩きました。
ゆっくりペースで、休憩が何度かあったとはいえ
お友達のお子さんも娘も、文句も言わずに良く頑張りました!!
ところで、「フタバガキ」ですが、
行った時期が少し遅くて、幾つか実を見つけることはできた、という程度でしたが、
シンガポールの良い記念になりました。
有難うございました!
写真を撮ったのですが、何故だか、編集出来ず・・・(涙)
写真は、いただいた物を家で撮影。
15㌢ほどもあります。