シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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Jane Austen

本屋さんで時間を潰していたら、
積み上げられたジェーン・オースティンの全集を見かけました。
1冊に、彼女の6作品が全て収録されたかなり分厚い本でした。
英語も読めないのに
とても心惹かれてしまったのですが、
値段を見たら73㌦ちょっと。
日本円にして5000円はちょっと高いな・・
でも、今円高だし、カードで買おうかな・・・と散々悩んで
結局買わずに帰ってきました。。

シンガポールに来てから
ジェーン・オースティンの名前を度々見かけます。
日本から最初にシンガポールに行く飛行機の中で
「ジェーン・オースティンの読書会」を観て
とても面白かったし、
「Becoming Jane」を映画館に観にいこうか迷って
結局行かれなかったのですが、
後日DVDを購入しました。
ガソリンスタンドに併設されているコンビニエンスストアで
お菓子を買っている時には、
「ジェーン・オースティンの恋愛の手引」
(Lauren Henderson / JANE AUSTEN'S Guide to Romance / 2005)
というペーパーバックを見つけて
コンビにに、こんな本が置いてあるなんて・・・と
面白がって購入。
恋愛につき物の、色々な問題を提示して
ジェーン・オースティンの物語の登場人物たちだったら
どう対処していくか・・・というようなことを書いた所謂ハウツー本で、
「あなたは、ジェーン・オースティンの登場人物の中で
男性だったら誰が好きでしょうか」というアンケートなどもあって、
設問に答えていくと、最終的に好きなキャラクターが分かる・・という
仕組みになっていたりもします。
面白いのは、ページの後ろにつけられた、登場人物たちのサマリー。
それぞれの物語の登場人物たちを、端的に分析していました。
短いし、さほど難しい英語でなかったので
たまに辞書を片手に読んでいます。

全集が積まれている状況をみると、
ジェーン・オースティンは、
シンガポーリアンたちにも人気のある作家なのでしょうか。。。

私は「高慢と偏見」の登場人物の中で
快活な主人公のエリザベスの他に、彼女の親友で
冷静沈着なシャルロットが、印象に残っています。
この手引書でも「安定」と表現されている登場人物です。
シャルロットは、エリザベスよりも年上で、
残念ながら器量もよくない、所謂いき遅れている女性なのですが
とても冷静で、最終的には、エリザベスの従兄弟の牧師と結婚します。
この牧師が、財産はあるかもしれないけれど
仕様もない男で、一度はエリザベスに求婚するのですが
見事に断られてしまうのです。
それを見たシャルロットは、彼に親切にして見事に結婚に漕ぎつきます。
そんなシャルロットを見て、エリザベスは
「あんな人と結婚して本当にいいの?・・」と言うのですが
シャルロットは
「私は結婚にロマンチックなものを求めていない」とはっきり言ってのけるのです。
彼女が求めていたのは、安定した生活。
そして夫に忠実な妻になります。
ガイドには、
「・・・彼女はこれから、耐え忍ぶ人生を送ることになって、
人生を諦めてしまっている、ミスター・ベネットみたいになっちゃうのでは・・」と
否定的に書かれているのですが、
私は彼女はもっと賢いのではないかと思っています、
手の平に旦那さんを乗せているタイプの奥さんになったのではないかと。。。

ああ、こういうタイプの人っているな・・・と
ジェーン・オースティンの小説を読むと思います。

久しぶりに、色々思いを馳せた一日となりました。

ところで、芥川賞受賞作家の金原ひとみさんが来星なさっていて、
今週末、アートハウスのイベントに出演なさるようです。
何年か前、テレビで金原ひとみさんを見かけたのですが
すらっとした美人でした。。。
「蛇にピアス」、読みました。
同時受賞された綿矢りさんの「蹴りたい背中」も
文芸春秋で一緒に読んだかと思います。
「蛇にピアス」は過激だといわれていますが、
私はあまりそうは感じませんでした。。。
「蹴りたい背中」は、こういうひねくれた恋愛感情もあるかもね・・・と
思ったのですが、
印象に残ったのは「蛇にピアス」の方だったかと思います。

どんなイベントなのでしょうか。。。
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by mapleleaf1217 | 2008-12-03 05:32 | 休題