シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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桜の季節

そういえば・・・
オールナイトの博物館は、一体どんな感じだったのでしょう・・・。
先日「メトロポリタンミュージアム」の歌を紹介しましたが、
私が何度か曲を流すものだから、
娘もすっかり好きになってしまって
「タイムトラベルはたのし~♪」と口ずさんでいます(笑)

あの歌は「クローディアの秘密」というアメリカの女流作家が書いた
童話が元になって作られた歌のようですね。
しっかり者の女の子が、真ん中の弟を連れて、
メトロポリタンミュージアムに家出するお話だそうです。
ミュージアムに家出・・・という発想が素晴らしい!
博物館は敷居が高い、と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
(日本では、何故か敷居を高くしている感じがしますが・・)
実は、自分がその国の異邦人だったりしたら
一番寛げて、安心できる場所だと思っています。
私はシンガポールに来た当初、知り合いもいなくて、
さて一体どうしよう・・・と思った時に、
博物館に足を運びました。
シンガポールの博物館の、開放的な様子に、
すっかり気持ちが楽になった事を覚えています。

「クローディア・・・」はまだ読んだ事がありません。
女の子だった頃に、読んでみたかった物語です。
だいぶ(かなり)大人になってから、私はマンドリンのケースを持って
家出しようと思ったことがあります。(マンドリンだけ持って)
何でも揃ったアパートの1室を貸してもらえる・・・という約束を取り付けたのですが、
結局、実家に居座り続けました(苦笑)
是非娘と一緒に読んでみたいな・・・と思っています。

日本は、桜の季節になったようですね。
桜を想うと、日本がとても懐かしくなります。
桜並木を通る時、浄化される心地がするのは
何故でしょうか。。。

 清水の 祇園をよぎる 桜月夜 今宵逢う人 皆美しき       与謝野晶子

これは、日本人にしか分からない感情かもしれません。
一方で、その美しさは恐怖心を引き起こし、
死体が埋まっている・・というような錯覚を覚えたりもします。

吉野の桜を観にいった事があります。
下千本、中千本までは行ったことがあるのですが、
上千本、奥千本までは辿り着いた事がありません。
奥千本の桜が、本当に美しいのだと言いますよね。
確か西行の住んでいたという庵があったはずなのですが・・・。

 願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月のころ   西行法師

この「花」とは、桜のことです。
西行は、桜を愛していました。
若くして、彼が出家の道を選んだ理由には諸説ありますが、
叶わぬ恋に疲れた為・・という説もあります。

そして、今現在、そんな奥千本に住む歌人がいます。
 
 さくら咲くその花影の水に研ぐ夢やはらかし朝(あした)の斧は  前登志夫

実は、この方に私の歌を選んでいただいた事があります。
私は、意気揚々と歌集を抱えて会場に出向いたのですが、
お加減を悪くされて、当日いらっしゃらなかったので、
結局お目に掛かる事は出来ませんでした。
その歌を、他の選者の先生があれこれ批評なさって、
会終了後に、「実は私が作りました・・・」と白状しに行くと
「えっ!お年を召した男性が作ったのかと思ってたわ・・・」と言われて
その後も「へえー」と、他の先生方も一緒になって、暫く吃驚なさっていました。
まさか、若い(当時は)女性が作った歌だとは、思いもしなかったのだそうです。
当時はだいぶ心が枯れていたのかもしれません(笑)
その歌は・・・秘密ですが、この季節になると思い出します。

桜の頃には、「さくら」の歌も流行りますね。
私は、彼らの歌が好きです。
最近活動を休止してしまったのですね。。。
ボーカルの人は、ちょっと初恋の面影があったので
残念です(笑)
本当は、彼らの秋の歌が好きなので、一緒に紹介します。。。

「さくら」 キンモクセイ
「金木犀の花」 キンモクセイ
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by mapleleaf1217 | 2008-03-23 05:40 | 休題