シンガポール生活あれこれ


by mapleleaf1217
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守宮啼く夜 1

シンガポールに来てから、家で共生しているのは、
芥子粒のような蟻と守宮(やもり)。
蟻は、よく見かけますが、守宮は隠れて暮らしているようです。
時々見かけますが、すぐに姿を消してしまいます。
一人(匹?)が好きなんでしょうか・・。
守宮は、その字の如く、家を守ってくれる、と昔から聞いているので、
そっとしています。
娘は、恐竜の子供がいる!と大騒ぎしますが・・・。

静かな夜に、時々守宮の啼く声が聞こえます。
「トゥトゥトゥトゥ」(人によっては、キキキキ)
と、独特な啼き方をして、静かな夜の闇の深さを感じさせるのです。

すべからく
孤独は闇に染み渡る
みとどくように
守宮啼く夜

久しぶりに、作った短歌です。
短歌と出会ったのは、学生の頃。
「サラダ記念日」とか、ライト・ヴァースとかが流行っていた頃です。
私は、俵万智さんから、短歌に入門したのではなく、
大学の上級生だった方と同級だった、という
安藤美保さん、という方の歌集を読んで、とても感動したのがきっかけでした。
その時、すでに安藤さんは故人になられていて、
「水の粒子」という歌集一冊だけが、
それもお亡くなりになってから、ご家族の方が編纂されたという形で
残っているだけでした。

どうしても手放せず、こちらに持ってきた本の一冊です。
守宮の啼く夜に、またじっくりとページを繰りました。
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by mapleleaf1217 | 2007-11-07 15:50 | 休題