チャイニーズ・ガーデン 1
2007年 10月 31日
1960年代、シンガポールは自国で産業生産が出来るように、
工業団地と道路建設計画を推し進めたのだそうです。
ジャングルだったこの地域は、開発され、
1980年代には、アジア最大級の工業地帯となりました。
現在に至るまで、シンガポールを陰で支えている場所でもあります。
工場団地が作られるのと同時に、そこで働く人々が住めるように
居住区も確保され、人工的な自然が残されました。
「チャイニーズ・ガーデン」はそうして作られた、レクリエーション施設なのです。
MRTチャイニーズ・ガーデン。
お隣の
レイクサイド駅からも行かれます。
大きな池があり、
2駅に跨った大きな公園です。
1975年
台湾の著名な建築家によって
設計されました。
この塔に行くのだったら、
チャイニーズ・ガーデン駅が
近いです。
干支のベンチ。
今年の干支「豚」
蘇州様式と呼ばれる、盆栽庭園があります。
盆栽が至る所に置かれていて、中国式の小屋の様なものが建っていたり・・・
倉橋由美子著「桂子さんシリーズ」の桂子さん家のお庭って、
盆栽はないけれど、こんな感じなのではないか・・・と
小屋でシタールを弾く智子さんの姿などを思い浮かべて、
勝手な想像をしてしまいました。
日本では見られない雰囲気です。
塔に登ってみました。
緩やかな階段ですが、結構キツイ。
七階が最上階。
ぐるぐるぐるぐる・・・目が眩みそう・・・
娘の好きな、亀の博物館へ。
ここだけ、有料。
大人5㌦。
子供3㌦。
館長さん自らが集めた亀グッズと
沢山の種類の亀がいます。
館長さんは、亀を集めて、
幸運が舞い込んだのとか・・・。
隠れマーライオンを
探している方が時々いますが、
ここにも、実はいるのです。
お庭では、沢山の亀が見られますが、
ブランコなどもあり、
娘は結構楽しんでいました。
向こうに見える水槽は、全部亀。
手前の池にも、沢山の亀。
早速、餌やり。餌は受付で買えます。娘の手にした餌は、2㌦。胡瓜1本、1㌦。
亀はのんびり・・・というイメージからは程遠く。
かなり凶暴で、ミニガメラ、といった感じ。
でも、外の大きな池では、こんな可愛い光景も見られました。。。
もともと、憩いの場として作られた場所。
のんびり散策するのに、もってこいです。
ここが年に1度、賑わう時期があります。
中秋節のランタン祭りです。